御苗場2014が終わり今回様々なことをレビュアーさんからお教え頂きまして
これから写真展を行う人へ、その方法やポイントを共有して行きたいと思います。
いままでわたくし大小のメリハリをつけて
インパクト重視で来場者の足を止めることを意識しておりましたが
2013御苗場関西での受賞作品で大小をつけたものが少ないことから
今回はサイズを統一してみました。
その結果解ったことは、サイズがばらつくと
その意図も判断基準のひとつになる可能性があるということ。
また大小をつける場合、
人が左から右に流れる導線の場合は
例えば3枚の場合 大→ 中 → 小 や 小→中→大 で展示して
セオリーを崩して写真のストーリーに幅を持たせる方法もあるそうです!
会話のきっかけとして掲示していなかったのですが
いいな!気になるな〜。っと思ってもぱっとみても
撮影者の意図と違うことを感じていることもあり
作品のストーリーをより共感して頂く為に必要です!
足を止める為の必要なアイテムだったかなと感じております。
今回わたくしが一番失敗したと感じたポイント
せっかくのいい写真やコンセプトでも、ハレパネ一枚や簡易的な展示方法では
その写真の良さを消してしまいます。
ちょっとした見えない部分にも質感や作品を見せるこだわりを持って
きちんとした額装をすればそれだけその作品へのこだわりが伝わります。
これからマットやフレームなど展示方法で悩んだときは
フレームマンさんで勉強しようと個人的に思っております!
写真のストーリーを展示内かブックで完結することで
その人に今後撮影を依頼したい!別のストーリーや写真も見てみたい!っと
展開が生まれます。
せっかく展示出すのであれもこれもとなりがちですが
多く出したい場合は例えば1ストーリーづつ1枚の写真を展示して
その下に1冊の完結したブックを展示するのも方法のひとつなのかなと感じました。
今回一番学んで最終的に感じたのはここで
このきっかけが実際の発注や来場者の方が足を止めて
話をするポイントだったのかなと思います。
個人的に愛着のある写真でもその写真が他の人に伝わるかどうか
そのストーリーや魅せ方ってすごく大切で今回の御苗場はすごく勉強になりました。
次回は6月に行われるPhotoNicoで展示する予定で
今回得たノウハウを活かしつつ
またいろんな人に同じ経験をしないように伝えて行ければと考えております。
PhotoNicoの参加者は現在募集中ですので
ご興味あればぜひご参加くださいませ!