【フランス展示の経緯】放射性廃棄物をめぐる水源の森と行政 日本の恥を晒そうと思った

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【フランス展示の経緯】放射性廃棄物をめぐる水源の森と行政 日本の恥を晒そうと思った

フランス パリのアートギャラリー Galerie planète rouge で展示させていただいている写真の撮影場所は栃木県塩谷町、名水百選に選定されている尚仁沢です。

展示のきっかけ(というには遠いですが)になったのは、2014年7月30日に事前調整なく井上環境副大臣(当時)より、塩谷町が指定廃棄物最終処分場の建設候補地と通達があったことです。

(詳しい経緯は塩谷町役場のWEBサイトに掲載されています。)

最終処分場はまだ建設されていませんが、塩屋町の農産物・加工食品の契約解除など、すでに風評被害があります。

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日本の恥を晒そうと思った

2014年の秋に Galerie Planète Rouge から展示の打診がありました。でも、現状起こっていることをどのように消化していいのか分からないままでしたので、展示するにはまだ早いと最初にお返事しました。

でもやりとりをしているうちに、展示するタイミングになったとしても国内では展示会場が限定される内容であることと、日本のおかしい部分を内側から治すことも限定的であると考え、展示させて頂くことにしました。

つまり、展示意図は日本の恥を晒すことです。

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ただ事実を伝えるだけ

展示写真に写っているのは湧水帯と沢や森だけです。
恥を晒すといっても、力むことは一切ありません。写真とともに事実をテキストで添えました。

  • 放射性廃棄物処分場の建設地は主要上水である那珂川の水源であること
  • 建設予定地の近くを関谷断層が走っていること
  • 処分場建設予定地の800m西には世界遺産登録された日光が位置すること
  • 今だに原発は安全だと言い続けて、最終処分場も同じく環境は汚染されないと言っていること

 
放射性廃棄物処分場の建設予定地は、のどかな牧草地の向こう斜面にあります。

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