フランスで写真展することなって

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Galerie Planète rouge

ご縁がありフランス・パリで写真展をすることになりました。会場はエッフェル塔ちかくにあるGalerie Planète rouge、開催は2015年3月上旬~下旬です。

栃木県塩谷町の尚仁沢を中心とする湧水をテーマにしたBorn Goodに興味があるとお問いわせ頂いたのですが、まだ進行中のプロジェクトであることもあり、これをもとに再構成した内容にする予定です。(プロジェクト完了は処分場の建設白紙撤回になるか、立入禁止になるまでです)

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FUKUSHIMA

会社を辞めてフォトグラファーとしてフリーランス活動開始したのが2009年です。1月はカメラ以外の家財を処分するのに費やし、2月から裏磐梯(福島県北塩原村)のペンションに居候させてもらいながら写真を撮っていました。裏磐梯の居候生活は半年ほどでしたが、目標にしていた富士フイルムフォトサロンでの写真展開催につながりました。

今までに出会った方々の多くはその展示がきっかけで、それら出会いとともに原稿や撮影・講師の仕事をもらうようになりました。裏磐梯はフォトグラファー活動の起点となったフィールドです。

その数年後、震災・原発事故がありました。元旦の都心に似た異次元空間がいつまでも続いていたのを思い出します。震災跡に大義名分を背負ったカメラマン達が続々とやってきましたが、ぼくはカメラを構える気にならず、突如現れた海までの空間をただ眺めているだけでした。

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書き初めのように

先日、展示用のプリントデータを作るため暗室に入りました。フリーランスは日々オン・オフの堺や意識が曖昧で、毎年仕事始めとがはっきりしないのですが、例年と違って仕事始めだという意識で書き初めのように1年を考える作業でもありました。

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皆さんも御存知かと思いますが国内コンペにおいて、原発関連の作品はどこも避けるように返却されます。少なくともメーカーギャラリーで展示は出来ないと感じていた所だったので、然るべき場所での写真展につながってよかったなと。(フランスは原子力発電の割合が高いので、多くの方が興味を持っているようです。)

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続けていると思いがけない所で出会いがあります。予想できない物事を人は「運」と呼びます。「運も実力のうち」という言葉がありますが、実力=運というよりは継続していっている人たちが出会った機会を掴んでいって、それらが運に見えるのかなと思います。

 
それと今年もフォトニコ開催します。ご協力のおかげで3回目を迎え、募集開始は2015/01/10(土)を予定しています。ごく個人的なことですが、今まで参加協力してくれた皆さん・同じ方向を向いている同年代、そして学生の皆さんにご参加いただけると嬉しいです。青臭い地図を広げたい。そして招待作家さんの作品を楽しみにしています。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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