【東京インターナショナル ポートフォリオレビュー 1日目】 行ってよかった!

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東京インターナショナルポートフォリオレビューとは

東京インターナショナルポートフォリオレビューは世界的に著名な編集者やキュレーターが、2日間、写真について批評や話をするために世界各地から一堂に会するイベントです。

 

ポートフォリオレビューとは

ポートフォリオレビューを簡単に言うと、参加者(写真家)がレビュワー(写真業界のエキスパート)に直接、1対1で営業できる機会です。(必要に応じて通訳が間に入ります。)

古い歴史のあるフランス・アルル フォトフォリオレビュー(Les Rencontres d’Arles Photofolio Review) は若手の登竜門な存在で、キャリアを積んだベテラン向けのレビューサンタフェ(Review Santa Fe)、ほか有名なポートフォリオレビューとして、ヒューストンフォトフェスト ミーティングプレース(FotoFest Meeting Place Portfolio Review in Houston)、ポートランド フォトルシーダ(Photo Lucida)など、世界各地で開催されています。

レビュワーはギャラリー関係者・出版社編集長・コレクターなど様々ですが、お互いの求めるものがマッチすれば、仕事や展示、出版などその先につながります。

例えば、ぼくが行くならばフランス・アルルですが、アルルまでの渡航費・滞在費・参加費(合計30万円かかるでしょうか?)、ほか、費やす時間考えると、東京インターナショナル ポートフォリオレビューは非常に有難い機会と言えます。(TIPの皆さん、プロデューサーの速水さんに感謝!)

 

【1日目】東京インターナショナル ポートフォリオレビュー 1日目

東京インターナショナル ポートフォリオレビューは2日間にわたり開催されます。ぼくの割り振りは2日目のみでしたが、(念のため作品持参して)会場見学に行きました。

遠目で眺めていると、笑い声の聞こえるデスク、熱心デスカッションをしているデスクなど様々ですが、時折なんとなく「あ、あそこは次に繋がりそうだなー」と感じました。

2日目、私を担当してもらえるレビュワーはどなたも(具体的に話をするのは)初めてです。どんな感じだろうかと、デスクを見ていました。

  • ホウキ ヤスノリ氏(SUPER LABO 設立者・ディレクター)
  • 玉利 亜紀子氏(文化出版局「装苑」編集チーフ)
  • 姫野 希美氏(赤々舎設立者・ディレクター)
  • ポール・コペイキン氏(KOPEIKIN GALLERY オーナー)
  • サム・バージレー氏(UNITED PHOTO INDUSTRIES クリエイティブディレクター、PHOTOVILLE共同設立者)

 

ポール・コペイキン氏

行けば出会いがあるもので夕方頃、ポール・コペイキン氏が時間があるから見てあげるよ(みたいな空気だったので)すかさずポートフォリオを持ってデスクに向かいました。2日目に時間をもらっていますが、ラッキーです。

ぼくは作品を2つ持って行きましたが、メインは先日72ギャラリーで展示したもの。でも、その展示で写真の意味などは一切コメントを掲載しませんでした。社会的に強いものと認識していたので、単純に写真そのものを見てもらおう思っていたのです。

突然のレビュー機会だったので通訳者不在でしたが不思議と通じ合うもので、写真という言語を介しているんだなあなんてセッションしながらも感心していました。

時にして10分間だったと思います。別れ際「アドバイスが欲しい」と伝えたら、しばらく考えこんでいたので、「あー、盛り上がった割には空振りだったかなー」と思っているとなんと「Perfect!!」の軽快な一言! 嬉しさより心持ちの格差に驚きでした。

その理由は絵柄の意味と仕組みがあること、しっかり考えていること、あなたの気持ちを共感できること、そして写真が美しいという事で、今は名刺ないけど、明日渡すねと言われ、ガッチリ握手とお礼をしました。次に繋がるかはまだ分からないけど、一定の評価をしてもらったことは励みになります。

 

玉利 亜紀子氏

オープニングパーティーで、TIPC受賞作品の上映の後、なんと受賞者の紹介がありました。(海外から招待!)

フリータイムで2日目にレビューしてもらう玉利 亜紀子氏を見かけお話に行きました。作品はあえて持って行かなかったので世間話です。明日いきなり初対面でレビューするよりずっといいからです。ぼくの写真は玉利氏が普段扱っているファッションやカルチャーではないので、地方ロケの仕事くださいとかほとんど冗談話で、仕事のポートフォリオ持って行っていいですか?なんて話していました。(でも半分本気!)

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ホウキ ヤスノリ氏

ホウキ ヤスノリ氏も会場にいらっしゃたのでタイミングをみて挨拶に行きました。自己紹介のあと、以外なことにアウトリガーカヌーの話で盛り上がりました。潮の流れのこと、トレーニングのこと、逗子の海のことなど、あと登山も共通点があって、これらはレビュー中には絶対に話さないことなので、挨拶してよかったなー!と。レビューは作品を知ってもらう為ですが、パーソナルな部分を知ってもらうことも同じくらいに大事だと考えています。それは評価される作品の多くは作者の内側から出てくるもので、説得力を持つからです。

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高橋 朗氏

ぼくの作品はバライタプリントだったので、高橋 朗氏にお会いできたらと思っていたところ、帰りがけに運良く声をかけることが出来ました。それまでクロダミサト氏と談笑されていましたが、作品を手に取るなり一転、空気が変わったようでした。

アドバイスとして、この大きさでは判断できないけどプリントは悪くない、そして6点ピックアップし、このくらいに絞ると絵柄の意味が増すといったコメントを頂きました。プリント専門家からのコメントに「この流れで続けて行けばいいんだ」と自信が付きます。

またサブで持っていった作品は、緊張感のない絵柄が多い、テーマとして結論がでないので全体として曖昧になっている。作品になりきっていない、作品というより習作だ。ということで、自分で何となく感じていることでしたが、自分の作品を客観的かつ的確に指摘してもらう良い機会になりました。

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明日が本番ですが

ぼくの割り振りは明日ですが初日に早々、写真業界のエキスパートから有益なコメントもらえてラッキーでした。明日のレビューは朝一から、天気も良さそうです。この流れが続きますように!(そして、おやすみなさい。)

>>【東京インターナショナル ポートフォリオレビュー 2日目(1/2)】 レビュー外にある交流機会

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