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PHASE ONE XF body + マミヤ(Mamiya)645 AF 105-210/4.5 ULD 検証

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PHASE ONE XF body +   マミヤ(Mamiya)645 AF 105-210/4.5 ULD を検証

PhaseOneのXFボディにフィルムのマミヤAFレンズをつけて動作がどうなるか検証してみました

センサーはIQ360になります

ネットで中古のマミヤのAFレンズが安く売っているのを見つけて、これってXFでAFと絞りは動くのかなとか、気になってしまいまして、PhaseOneJapanに問い合わせてみましたところ、動作保障はしていなく、動くか動かないか分からないとのことでした(それは確かにフィルムのレンズの検証などはメーカーもやらないでしょう)
動くか動かないか自己責任、AFは動かないのはMFで合わせられますが、絞りが効かなかったら開放でしか撮影できない訳で、一か八かのギャンブル的要素が大きいものでした

ちなみに中古で出ていたレンズがマミヤ(Mamiya)(645)AF 105-210/4.5 ULDで、2万円で状態は良いとのことでした

まぁ、安い値段なので(レンズを購入するにしては)、一か八かの賭けで買ってみることに

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購入したレンズは本当に綺麗で、レンズ内にチリ等もありませんでした!ほぼ新品みたいなものが来ました

AF、絞りが効くか検証

まずはAFと絞りが効くか検証しました

ちなみにレンズの接点はフィルムとデジタルで違います

こちらがデジタルのレンズの接点で、Schneider Kreuznach 80mm LS f/2.8です

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こちらがMamiya645 AF 105-210/4.5 ULDです

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デジタルの方が上に2つ多く接点があります

で、動くかどうか試したところ、AF、絞り共に問題なく動作しました

レンズの色味、明るさなど

比較するのは Phase One 120mm MF Macro f/4.0です

CaptureOneの画面で左が120Macro 右がMamiya645 AF 105-210/4.5 ULDです

スクリーンショット 2019-07-28 13.09.57(2)

まずデジタルの120Macroの写真でカラーチェッカーの青丸の箇所でホワイトバランスをとり、RGBが248になったので、同じ数字になるようにフィルムレンズの写真も調整しました

そうすると石膏を見ると若干Mamiya645 AF 105-210/4.5 ULDの方が黄色被りしている感じの色味になってます

ちなみにMamiya645 AF 105-210/4.5 ULDの方が明るさが1/3EVほど明るく、CaptureOneの露出で0.3ほど明るさを下げています

Mamiya645 AF 105-210/4.5 ULDの方がズームしてもその焦点距離が150mm未満だとCaptureOneに反映されないという現象がありました(接点の数の違いによるものでしょうか?)

カラーチャートを外すと下記写真です(両方ともF11, SS 1/100,ISO50)

Phase One 120mm MF Macro f/4.0

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Mamiya645 AF 105-210/4.5 ULD

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やはり若干フィルムの105-210が黄色被りしてます

ちなみに焦点距離は検証していませんが、ブローニーフィルムの有効画面サイズ(mm) が56×41.5

PhaseOne IQ360のセンサーサイズが53.9 x 40.4(mm)で、IQ360のセンサーの方が若干小さいので

焦点距離を35mm判に換算にする計算をすると、フィルムの場合焦点距離の0.62倍

IQ360の場合0.64倍となるはずです

写りの印象

Phase One 120mm MF Macro f/4.0

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Mamiya645 AF 105-210/4.5 ULD

0604lens74615

等倍

Phase One 120mm MF Macro f/4.0

0604lens74613 1

Mamiya645 AF 105-210/4.5 ULD

0604lens74615 1

この作例の他に実際に使ってみての印象ですが、フィルムのレンズだと、PhaseOneの特徴であるカリッとしたシャープな写りにはならないなという感じです

例えば、ジュエリーや、バイク、車、バイクや車のパーツなど、カリッとシャープに写したい訳で、そういった被写体には向かないと思います

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こちらはMamiya645 AF 105-210/4.5 ULDで撮影しましたが、もう少しカリッとしたかったなーという印象です

まとめ

PhaseOne XF bodyにMamiya フィルム AFレンズをつけるデメリット

AFや絞りが効くか分からない、このレンズでは効いたが他のレンズでは効かない可能性がある

焦点距離が正しく反映されない可能性がある

修理もどこまで対応してくれるか分からない

いないから売るにしても、欲しい人があまりいないので、値段がつかない可能性がある

色味がデジタルと違うので、同じ被写体をデジタルとフィルムのレンズで同時に撮影しない方が良い

カリッとシャープに写したい場合には向かない

メーカーの保証はない

つまり購入はギャンブルで自己責任

メリット

安価で程度の良いレンズが買えるかも

カリッとシャープにし過ぎたくない場合に使うと良い

というところでしょうか

我々プロの場合、仕事のアウトプット(納品物)を作成するにはこのこのボディとこのレンズが必要ということを想定して機材を選択するので、その選択の一つとしてレンズが増えるのは良いのでないでしょうか

この記事を読んでも、購入する場合は自己責任でお願いします!

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