【建築探訪】千里阪急ホテル/浦辺鎮太郎

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 地下鉄御堂筋線の最北端へ――と言っても新大阪駅から15分くらいです。千里ニュータウンの東側にある千里阪急ホテルにおじゃま。
 
 1970年竣工、開業。既に千里ニュータウンは出来上がっていましたが、当時の集合住宅は狭いこともあり来客用として期待されていました。

 設計は倉敷アイビースクエアなどを手掛けた浦辺鎮太郎氏。岡山県、特に倉敷市に作品が多いのは同士が元々クラレ社員だったからだそうです。全体的に落ち着きと重厚さがあって、空間内にいると安心感があると思います。
 さてホテルのデザインですが、レトロな形はあるようにも思いますがいつ見てもモダンさを感じさせる普遍的があります。素材もレンガなどを多用して重厚感があります。ロビーの落ち着いた雰囲気は是非体験してほしい、出張時にだいぶお世話になりましたが、入った瞬間に家に帰ったかのような安心感。
 中庭が特に良くて、フロント右手の客室へ向かう階段から見えるそれがすごく素敵です。帝国ホテル(ライト館)のファサードをすっごくコンパクトにしたような雰囲気というかなんというか(すみません私の表現力が足りない!)。植栽には季節感もあり朝も通るわけですがチェックアウトが惜しくなります。年季が入っていることで素晴らしさを感じたホテルは今のところ私はここだけかなと思います。
 こういう体験をすると他の老舗ホテルとかにも行ってみたくなります。となると、古いからって内装・外装を何でもかんでも作り変えてしまうってのもなんか寂しいなとか、歴史を守ることも必要だと身にしみて感じます。
 随分ぶりにお邪魔しましたが、建物はもちろん接客・サービスの質が素晴らしい。

 客室からはプールサイドが一望でき、夏になるとビアガーデンも開催されています(例年6月1日から)。いつ行っても満員で賑やかです。
https://www.hankyu-hotel.com/hotel/senrihh/index.html

I think Senri Hankyu Hotel is the best hotel in north Osaka. Excellent services, beautiful garden, little old with fantastic designed architecture.


外観

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  • Exterior of Senri Hankyu Hotel (千里阪急ホテル)
  • Exterior of Senri Hankyu Hotel (千里阪急ホテル)
  • Exterior of Senri Hankyu Hotel (千里阪急ホテル)
  • Senri Hankyu Hotel from above (千里阪急ホテル).
  • Twin bed room in Senri Hankyu Hotel (千里阪急ホテル)
  • Twin bed room in Senri Hankyu Hotel (千里阪急ホテル)
  • Twin bed room in Senri Hankyu Hotel (千里阪急ホテル)
  • Facade of Senri Hankyu Hotel (千里阪急ホテル).


建物概要

Senri Hankyu Hotel (千里阪急ホテル).
Architect : Shizutaro Urabe (設計:浦辺鎮太郎).
Contractor : – (施工:?).
Completed : 1970 (竣工:1970年).
Structured : Steel reinforced concrete (構造:鉄筋鉄骨コンクリート造).
Floor : 7th (階数:7階).
Floor area : -m2 (延床面積:-平米).
Location : 2-1-D-1 Shin-Senri Higashimachi, Toyonaka City, Osaka, Japan (所在地:大阪府豊中市新千里東町2-1-D-1).


使用機材

Nikon D600
Tamron SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD
Tamron SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD

Adobe Photoshop
Adobe Photoshop Lightroom
    

参考サイト

千里阪急ホテル – D&DEPARTMENT
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%A6%E8%BE%BA%E9%8E%AE%E5%A4%AA%E9%83%8E

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