【CG】30分で誰でも出来る。UE4で撮影スタジオを建造して物撮りしよう(UE4)

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 もうお馴染み。いつもお世話になってるUnreal Engine 4でスタジオを造ってみました。
 その後、UE4で無料公開されているRealistic Lightingプロジェクト内のソファを置き、物撮り(スクリーンショットで!!)してみようというお話しです。

 バーチャルスタジオを実際に体験してみての感想。
    【良い点】
    PBR(physically based rendering)のお陰で、
    ・ライティングも知識がお持ちの方は全部活きます。
    ・カメラ設定は今までの撮影知識が全部活きる。
    ・今まで撮影してきた写真は資産として活用できる。風景、壁面、地面など。
    ・CGならでは(エンジン)の調整方法やノウハウはネットで共有されているしすぐ適用できる。

 これからのCGは、CGならではの技とか知識ではなく、現実世界での設営設備ノウハウが必須で品質の大部分を占めます。このあたりはIKEAの件で言いました。

    【問題点】
    ・撮影に関しては、実際のスタジオ撮影と比較してしまうと全然楽しくないかも。
    無機物的な意味では感情や情熱があるが、有機的(?)な意味では感情が入らず盛り上がらない。

 要は気分の問題です(笑) でもこれってすごい大切じゃないですか。クリエイティブ産業って。
 スタジオのときって、ポートレートならば撮る側/撮られる側の阿吽の呼吸みたいなのが大変でありながらも楽しく、それが成果物の良し悪しに繋がったりする重要な要素ですよね。
 バーチャルスタジオってそんな概念がほとんどなくて、シコシコ造ってはレンダリングをニヤニヤしながら待つだけという、感情の入る隙がほとんどない世界でした。
 チームメートに「いい感じにレンダリング結果が出そう/出たよ! :D」って話しかける直前/直後くらいしかテンションが上がらない。


やってみよう

 注意:ここから先はみなさんのお近くの専門家さんの見解を優先してください。私はライティングでご飯食べているプロフェッショナルではありませんので。「だいたいこんなんでしょ!」という参考程度に。
 実務は乏しいですが、過去にそれなりに読んできた撮影+ライティング関連の本では「デジタルフォト達人への道/スコット・ケルビー著」が一番良かったです。使用機材、それに価格まで惜しみなく公開しています。スタジオの設営風景の視点も複数枚載せていて分かりやすい。

1.会場設営

 これやらないと始まりませんね。バックスクリーンを敷きます。
 メッシュ:3DS MAXとかでモデリングしておけばよいと思います。こんなL字型のシンプルな図形でOK。
 マテリアル:マットな布の質感のマテリアルにしました。Roughness=0.9とか。光沢をつけたいならばそれらしいセッティングでもよろしいかと。
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2.レフ板と照明を配置する

 リフレクターのことです。なんで「レフ板」って言うんだろ? まあいいかな。
 今回は3枚を配置しましょう。

 メッシュ:真上1枚と、斜め30度の位置に2枚配置。平面(Plane)メッシュでもいいでしょうが、今回はジオメトリのキューブを薄~くして代用。
 マテリアル:よく反射するようSpecularを1.oに、Roughnessは0.0です。テロッテロに。
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 ライト:スポットライトを用意します。スタティックにします。光は直接オブジェクトに当てずに、リフレクターに向けましょう。リフレクターとの距離は30cm程度です。で、反射してオブジェクトに光が届くようなイメージで置きます。この辺は全部現実と同じですね。
 設定はこんな感じにしてみました。
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  横から
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  正面から
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 この辺でビルドをしてみましょう。狙い通りに光が当たっていますか。

3.後ろにもライトを配置

 バックスクリーンに向かっても1つスポットライトを配置しておきます。まあ地面に配置する物撮りよりは、ポートレートのときにやることかな? ごめん詳しくないので。でもあったほうが撮影はいい感じにできたので有りにします。
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オブジェクトを配置に続きます。



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