【現像】空の合成 応用編~昼の写真と夕方の空を合成する~

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 前回の「天気の悪い日の写真に空の画像を合成する」の応用です。今回は、日中の写真に夕方の空を合成して、さらに元画像自体も夕方のようにしてみましょう。

やってみよう

 前回と同じ写真でいっちゃいます。
 ここで、元画像の白いところはまっ白に調整しておきます。日中だからちょっと青っぽい方が自然よね…とかはNGです。
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1.空の用意

 レイヤーマスクを追加して、空をマスクしておきます。
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 今回の空はこれです。夕方なのであります。
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 今回もNGパターンを。単純に合成するとそりゃあおかしいですね、2枚の時間帯が違うんですもの!
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 じゃあ何をすれば違和感が減るのか。元画像に夕方の色を乗せます。



2.元画像に色を重ねる(GI的なことをする)

 背景に使っていた夕方の画像を複製(Ctrl+J)します。
 次に複製したレイヤーに対して[フィルタ]→[ぼかし]→[平均]をします。
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 するとこんな感じになります。一色単。このぼかしの[平均]というのは「画像全体の”平均”値にしちゃいます。」の[平均]です。初めて使ったとき何が起きたのかよくわからない機能のひとつ(?)かもですね。(・・・私だけでしょう!)

 次にレイヤーの種類を[オーバーレイ]に変更しましょう。これでおしまい。
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完成

いかがでしょうか。2つの画像が馴染んだでしょう。:)





どうして単色を重ねると自然になるのか

 CGレンダリングでいうところのGI(Global Illumination)といいますか。要は「空の光の色は建物に影響を与える」ことをやったわけです。GIとはざっくり言うとCGでの光の計算のことです。あとはググってみてください(爆 今のレンダラーにも「背景色をオブジェクトに影響を与える」なんていう設定項目がありますが、それと同じ意図です。
  →昔はPCの能力が低かったためいろいろインチキしてそれっぽく表現していましたが、今は能力が高いので物理的に正しい処理をやっちゃえ――ということです。


Photo by bassie-entertainment.com

 
 上の画像を見ると、白い光、赤・緑の壁、白い床と天井がありますが、白い床と天井に色がついています。これは現実の世界でも起こることです。
 じゃあ写真の世界でも「空の色は元画像に影響を与えているはずだ」と考えられます。結局はレンダリングされた画像みたいなもんですし。だから[平均]の色を元画像に乗っけることで空と建物に一体感が出ます。
 冬の雪景色の写真で、雪が白いからって真っ白にするとヘンテコな世界になるのもそうですね。空は青いのですから雪は青く見えていないとおかしいのです。

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白マット紙の上に物を乗せると、物から反射した光は色を持つ。 ということは、写真の合成でも同じような考慮が必要。




実験

 ということでこの考えを早朝の空と日の入り後の空でもやってみましょう。こうしてみると、早朝と日の入り後の建物が青い理由が明確に説明できますね。

早朝








参考サイト

Rotational Interference – global illumination – bassie-entertainment.com

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