【現像】人物だけがブラーしてる建築写真にしたい

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 建築物の完成予想パースなどって微妙な塩梅で人物が写っています。
 例えばCGにて肖像権が得られている人物であれば、ビルボードに写真を貼り付けて適切な位置に配置してレンダリングするだけですが、写真などで赤の他人ががっつり写っていた場合そのまま出すわけにもいきません。どうにか顔がわからないようにしなければならない。
 対策としては例えばNDフィルターなどを使用してスローシャッター(シャッタースピード1/2秒とか)で撮影できればそれでいいのですが、普通に撮っちゃったし良い感じの写真であればレタッチしてもいいじゃないの。ということで、いい感じに人物だけブラーをかけてみます。

 こんなやつです。よくみかけますよね。最近だと高級マンションのパンフに多い?


Photo by Louvre-Lens – Photography by SANDRO


Photo by AIA reveals winners of 2016 Honor Awards for the year’s best American architecture – dezeen

 やってみましょう。

やり方

Photoshopで画像を開きましょう。
今回は京都市水族館で撮影した1枚でやってみます。
ブラー_1_建築グラビア_Takahiro_Yanai_christinayan01

1.レイヤーをコピー

元画像をコピーした新規レイヤーを作成します。(Ctrl+J)
ブラー_2_建築グラビア_Takahiro_Yanai_christinayan01

2.対象の人物だけ残るようにマスクする

レイヤーダイアログにある、モノクロのバングラデシュ国旗みたいなボタンを押すとレイヤーマスクを追加できます。すると、レイヤー1のサムネイルの右隣に白い四角が現れます。
そしたら右の白い四角を選択状態にします。これでマスクの編集状態になる。
ブラー_3_建築グラビア_Takahiro_Yanai_christinayan01

あとはブラシツールやなげなわツールなどなどを使い人物以外をマスクします。
ざっくりでいいです。人物の輪郭どおりにきっちりマスクしないことです。余白を作っておきましょう。ポイント。
あと、脇の下や股の間もマスクしなくてもいいです。
ブラー_4_建築グラビア_Takahiro_Yanai_christinayan01

領域を設定したら、マウス右ボタンをクリックして[選択範囲を反転]します。
Deleteキーを押すと選択した範囲だけ残ります。
ブラー_5_建築グラビア_Takahiro_Yanai_christinayan01  ブラー_6_建築グラビア_Takahiro_Yanai_christinayan01

あとは細かくやっていきます。ささっとやる感じでいいです。
ブラー_7_建築グラビア_Takahiro_Yanai_christinayan01  ブラー_8_建築グラビア_Takahiro_Yanai_christinayan01

これでいいでしょう。
ブラー_9_建築グラビア_Takahiro_Yanai_christinayan01

3.ブラーをかける

ブラーをかける前にレイヤーを画像の方に戻しておきます。
左側の写真のサムネイルを選択します。
ブラー_10_建築グラビア_Takahiro_Yanai_christinayan01  ブラー_11_建築グラビア_Takahiro_Yanai_christinayan01

メニュから[フィルタ]→[ぼかし]→[ぼかし(移動)]を選択します。
あとは好きな値にしてください。私は横6,080pxの画像に対して60にしてみました。
ブラー_12_建築グラビア_Takahiro_Yanai_christinayan01

プレビューで確認しながら値を変えていると、先述のポイントがなんでポイントなのか気づくと思います。余白はぼかしによってブレた範囲のために設けたものです。
逆を言えば、ブラーを大きくするつもりであれば予め余白を多めにとっておくことになります。
ブラー_13_建築グラビア_Takahiro_Yanai_christinayan01

完成

いかがでしょうか。

おまけに等倍で切り抜いた画像も載せます。
このやり方のいいところは、人物の後ろにある物(鉄パイプや樹木など)に影響を与えないところですね。あたかも長時間で露光したかのように見えます。


参考サイト

Louvre-Lens – Photography by SANDRO
AIA reveals winners of 2016 Honor Awards for the year’s best American architecture – dezeen






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